私の自宅の洗面所には、常に2種類以上のエルジューダが置いてあります。
お客様にこの話をすると「やっぱり美容師さんだから、色々な種類を使っているんですね」と言われるのですが、決してコレクションしているわけではありません。
朝起きて出かける前の髪と、夜お風呂上がりの濡れた髪では、「髪が求めているケア(目的)」が全く違うからです。
ネット上では「朝はミルクがいいの?夜はオイル?」といった疑問をよく目にしますが、1本のトリートメントで24時間すべてのダメージから髪を守り切るのは至難の業です。
今回は、エルジューダを2本使い分けることで、サロン帰りのような髪を24時間キープするプロの裏技を解説します。
スタイリング重視の朝と補修重視の夜
朝と夜でアイテムを使い分けるべき最大の理由は、髪を取り巻く環境が変わるからです。
プロが実践している「朝と夜の使い分けの基本(正解)」は、「夜はミルク、朝はオイル」です。
🌙 夜は「内部補修」のミルク
お風呂上がりの濡れた髪は、キューティクルが開いており、成分が最も内部に浸透しやすい状態です。ここで必要なのは表面のコーティングではなく、「日中に失われた水分やタンパク質を、芯まで補充すること」。だからこそ、水分ベースで浸透力が高い「ミルクタイプ」をたっぷり揉み込んで寝るのが正解です。
☀️ 朝は「保護とツヤ出し」のオイル
朝のお出かけ前は、紫外線、エアコンの乾燥、アイロンの熱など、髪を攻撃する外的要因から髪を守らなければなりません。ここで必要なのは「表面の強力なバリアと、見た目の美しさ(ツヤ)」です。ミルクで補給した水分を逃がさないよう、「オイルタイプ」で髪の表面を滑らかにコーティングし、ツヤと束感のあるスタイリングを完成させます。
シリーズが違う2本を組み合わせるメリット
「夜はミルク、朝はオイル」という基本ルールが分かったら、次は応用編です。
エルジューダには様々なシリーズがありますが、実は「全く違うシリーズの2本を掛け合わせる」ことで、圧倒的な相乗効果が生まれます。
例えば、「パサつくからエマルジョン(保湿ミルク)を使っているけれど、お出かけ前はもう少し大人の色気がある香りにしたい」という場合。
夜はエマルジョンでしっかり水分補給をして、朝の仕上げにはローズの香りがする「グレイスオン セラム(オイル)」を使えば、保湿と香りの両立が叶います。
自分の悩みに合わせて「夜の仕込み役」と「朝の仕上げ役」をカスタマイズできるのが、複数持ちの最大のメリットなのです。
24時間隙なし!プロおすすめの「朝夜コンビ」
🌙 【夜の仕込み】芯から潤す
「エマルジョン+」
【ミルクタイプ】
夜のお風呂上がりはこれ一択。アクアコラーゲンが髪の内部の空洞を満たし、翌朝の寝癖がつきにくい「もっちりとした土台」を作ります。
☀️ 【朝の仕上げ】艶とバリア
「エルジューダ MO」
【オイルタイプ】
朝のスタイリング前に半プッシュ。夜に入れた水分をピタッと閉じ込め、日中の乾燥や摩擦から髪を守るバリアを張りつつ、しなやかなツヤを出します。
まとめ:1本の限界を超えて、もっと綺麗な髪へ
もちろん、エルジューダは1本だけでも十分に素晴らしい効果を発揮します。
しかし、「もっと髪を綺麗にしたい」「夕方になるとパサつくのが気になる」という方は、ぜひ『夜のミルクで土台を作り、朝のオイルでツヤを纏う』という24時間ケアを試してみてください。
洗面所に異なる2本のエルジューダが並んだ時、あなたのヘアケアはプロの領域へとワンランクアップしますよ。
