健康やダイエットのために、ジムのプールに通ったり水泳を始めたりする方はとても多いですよね。
しかし、美容室の現場で日々お客様の髪を見ていると、水泳部の学生さんや定期的にプールに通っている方は、一目で分かるほど毛先がバサバサに乾燥し、カラーが色抜けしてしまっています。
「泳いだ後はすぐにシャワーで洗って、トリートメントもしているのに…」と皆様おっしゃいますが、実は「泳いだ後のケア」だけでは、プールの塩素ダメージを防ぐことはできません。
プールの水に含まれる次亜塩素酸(塩素)は、髪のキューティクルを溶かし、内部のタンパク質と色素を強烈な勢いで破壊します。
大切な髪を塩素から死守するためには、「プールに入る前」の事前のバリアが絶対条件になります。
今回は、calscentがおすすめするミルボン エルジューダを活用して、塩素ダメージを物理的にブロックするプロの裏技を徹底解説します。
緑色への変色と乾燥を防ぐ「泳ぐ前のバリア」
プールの塩素ダメージで最も恐ろしいのが、「極度の乾燥(ギシギシ感)」と、ハイトーンカラーの髪が「緑色っぽく変色する現象」です。
プール内の塩素や微量な金属イオン(銅など)が、開いたキューティクルの隙間から髪の内部に侵入すると、カラーの色素と化学反応(酸化)を起こし、髪を緑色に変色させてしまいます。
これを防ぐ唯一の方法は、「そもそもプールの水を髪の内部に吸い込ませないこと」です。
シリコンキャップを被るだけでは隙間から水が入ってしまうため、プロが推奨するのは「キャップを被る前に、乾いた髪へエルジューダのオイルをたっぷりと塗布しておく」という裏技です。
オイルが髪の表面を強固にコーティングすることで「強力な撥水(水を弾く)バリア」が完成し、塩素を含んだ水がキューティクルの内部に侵入するのを物理的にシャットアウトしてくれます。
※水質保全のルール注意:
オイルを塗った状態でそのままプールに入ると水質を汚染してしまいます。この裏技は、必ず「水を通さないシリコンキャップ」をしっかり被り、髪が外に出ない状態で行うのがマナーです。
🛡 泳ぐ前の強固な撥水バリアに
「エルジューダ MO」
【ジムのロッカールームでの仕込みに】
スクワランオイルが髪の表面にしっかりとした保護膜を作ります。プールに入る前、乾いた状態の毛先〜中間にかけて少し多めに揉み込み、シリコンキャップの中に髪をまとめます。このひと手間で、塩素水の侵入を劇的に防ぐことができます。
帰宅後(シャワー後)の内部補修のコツ
事前のオイルバリアで塩素の侵入を最小限に抑えたら、泳いだ後のアフターケアで完璧な状態にリセットします。
泳いだ後の髪は、どうしても少量の塩素に触れ、通常よりもキューティクルが開いて水分が逃げやすい状態になっています。
ここでさらにオイルだけを塗ってしまうと、内部がスカスカのまま表面だけがベタつく「インナードライ」になってしまいます。シャワー後には必ず、「失われた水分を内部に直接注入するミルクタイプ」を使用してください。
💡 美容師直伝!塩素をリセットするアフターケア
- 塩素をしっかり洗い流す: まずはぬるま湯で髪についた塩素を丁寧に洗い流し、シャンプーとトリートメントを行います。
- エマルジョンで「水分」を極限まで押し込む: タオルドライ後、濡れた状態の髪に「エルジューダ エマルジョン+」を揉み込みます。プールの乾燥で硬くなった髪の芯にアクアコラーゲンが浸透し、もっちりとした柔らかさを取り戻します。
- 冷風でキューティクルを閉じる: ドライヤーで完全に乾かした後、最後に「冷風」を全体に当てます。これで開いていたキューティクルがピタッと閉じ、補充した水分が逃げなくなります。
💧 泳いだ後のカラカラ髪を癒す
「エマルジョン+」
塩素のダメージでゴワゴワに硬くなった髪には、このミルクが必須。内部の空洞を強力に補修し、美容室帰りのようなしっとり感へと導きます。
▶︎ エマルジョン+を見るまとめ:プールバッグにはエルジューダの「W使い」を
プールの塩素は、私たちが想像する以上に髪にとって強力な破壊力を持っています。
「泳いだ後に洗えばいい」という考えを捨て、「泳ぐ前にMO(オイル)で水を弾き、泳いだ後にエマルジョン+(ミルク)で水分を補給する」というプロのW使いを徹底してみてください。
この一手間で、ジム通いを続けても毛先がバサバサになったり、カラーが緑色に変色したりする悲劇を完全に防ぐことができます。
健康な体と美しいツヤ髪、どちらも妥協せずに手に入れてくださいね。
