インバスとアウトバスの違い!エルジューダだけでお風呂のトリートメントは不要か?

インバスとアウトバスの違い!エルジューダだけでお風呂のトリートメントは不要か?

 

「お風呂上がりにエルジューダ(洗い流さないトリートメント)をしっかりつけてるから、お風呂の中でのトリートメントは省いて安いリンスだけにしています」

お客様からよくお聞きする言葉ですが、美容師の視点から言わせていただくと、これはヘアケアにおける非常に大きな「勘違い」です。
もしあなたがこの方法を実践しているなら、せっかくのエルジューダの力を半分も引き出せていないかもしれません。

インバス(洗い流すトリートメント)とアウトバス(洗い流さないトリートメント)。この2つは「どちらか一方で良い」というものではなく、役割が全く異なります。今回は、絶対に知っておくべき両者の違いと、コスパ良く美髪を保つための賢い組み合わせ方をご紹介します。

内部浸透と外部保護の役割分担:「手術」と「包帯」の違い

2つのトリートメントの違いを医療に例えるなら、インバスは「手術(内部治療)」、アウトバスは「包帯(外部保護)」です。

【インバス(お風呂の中)の役割】
髪が濡れている状態は、キューティクルが開いていて成分が最も奥深くまで浸透しやすいゴールデンタイムです。ここで洗い流すトリートメントを使い、髪の芯(内部)に栄養や水分をギュッと詰め込みます。これが「内部治療」です。

【アウトバス(お風呂上がり)の役割】
お風呂上がりに使うエルジューダなどの役割は、インバスで入れた栄養が逃げないようにフタをし、ドライヤーの熱や摩擦から髪の表面を守る「外部保護」です。いくら優秀なエルジューダでも、インバスをサボって中身がスカスカの髪に塗っていては、ただ表面を油でコーティングしているだけで、根本的な髪質改善にはつながりません。

コスパ重視!プロが教える最強の組み合わせ方

「じゃあ、お風呂の中も外も、全部サロン専売の高いトリートメントで揃えなきゃダメなの?」と思うかもしれませんが、ご安心ください。美容師がおすすめする、最もコスパの良い賢い組み合わせ方があります。

それは、「インバスは市販の少し良いトリートメントを使い、アウトバスにサロン専売の『エルジューダ』を投資する」という方法です。
外部からの熱や摩擦を直接受けるのはアウトバスの領域です。ここに質の高いエルジューダを配置することで、髪の手触りやツヤ、スタイリングのしやすさは劇的に向上します。

最強の「包帯」として活躍するエルジューダ3選

インバスで補給した栄養を逃さず、髪の表面を極上の滑らかさに整えるためのおすすめアイテムをご紹介します。

【内部補修をさらに強化したいなら:エマルジョン】
髪のダメージがひどく、インバスだけでは水分が足りない場合は、アウトバスでも乳液タイプの「エマルジョン」を使います。髪の芯までふっくらと潤わせ、最強の保湿バリアを作ります。

【硬い髪を柔らかくコーティング:MO】
髪が太くて硬い方は、オイル特有の高いコーティング力を持つ「MO」がおすすめ。インバスのトリートメント効果をしっかりと閉じ込めつつ、オリーブスクワランが髪に柔軟性を与えます。

【熱ダメージからの保護に特化:グレイスオン セラム】
毎日アイロンやコテを使う方は、熱保護成分に優れた「グレイスオン セラム」を。インバスの栄養を守るだけでなく、ドライヤーの熱を利用して自然な内巻きを作る優れものです。

まとめ:内部と外部、両方のアプローチを

「洗い流すトリートメント(内部治療)」と「洗い流さないトリートメント(外部保護)」。どちらか一方をサボれば、美髪のバランスは崩れてしまいます。
お風呂の中での基本的なケアに、優秀なエルジューダをプラスする。この組み合わせこそが、お金をかけすぎずに最高の髪を維持する一番の近道です。

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