せっかく美容室で綺麗なカラーに染めたのに、数日経つと手触りがギシギシになり、あっという間に色が抜けてしまう……。
実は、カラーが早く落ちてパサつく人は、髪の内部が「アルカリ性」に傾きっぱなしになっています。
健康な髪の毛は、pH4.5〜5.5の「弱酸性(等電点)」に保たれています。しかし、カラー剤やパーマ液には髪の形を変えるために強い「アルカリ剤」が含まれており、施術後の髪は一時的にアルカリ性へと大きく傾きます。この残留したアルカリを放置することこそが、髪をボロボロにする最大の原因なのです。
アルカリに傾いた髪を健康な状態へ戻すには、毎日のケアで髪を「弱酸性」へと引き締めるサポートが必要です。
今回は、calscentが成分マニアの皆様に向けて、ミルボン エルジューダを使ってアルカリダメージを中和し、髪のpHバランスを整える驚きのメカニズムを科学的に解説します。
pHを整えてキューティクルを閉じる(髪の科学)
髪の毛の表面を覆っているウロコ状の「キューティクル」は、pH(ペーハー)の変化によって開閉する性質を持っています。
髪がアルカリ性に傾くと、キューティクルは防御力を失ってパカッと開き、髪が水分を過剰に吸って膨らむ「過膨潤(かぼうじゅん)」という状態に陥ります。このキューティクルが開きっぱなしのザル状態では、シャワーを浴びるたびに内部のカラー染料や大切なタンパク質がドバドバと外へ流れ出てしまいます。
色落ちを防ぎ、ツヤを維持するための絶対条件は、髪を本来の「弱酸性」に戻し、開いたキューティクルをキュッと閉じる(引き締める)ことです。
弱酸性のシャンプーを使うことも大切ですが、お風呂上がりの無防備な髪に「ミルボン エルジューダ」を塗布することは、物理的・化学的にキューティクルを落ち着かせ、髪を健康な等電点へと導くための強力なサポートになります。
バサつきの根本原因を撃退(エルジューダの補修メカニズム)
アルカリダメージによって開いたキューティクルと、そこから栄養が流れ出てスカスカになった内部(バサつきの根本原因)に対して、エルジューダは強力なアプローチを行います。
特に注目すべきは、ミルボン独自の補修成分である「CMADK(カルボキシメチルアラニルジスルフィドケラチン)」と、驚異の保水力を持つ「バオバブエキス」です。
これらの成分が、アルカリで穴だらけになった髪の内部構造に強く結合し、流出したタンパク質と水分を擬似的に補います。内部がしっかりと満たされ、表面が良質な油分でコーティングされることで、キューティクルは正常な状態へと落ち着き、髪は弱酸性の時と同じような「安定した引き締まりと滑らかさ」を取り戻すのです。
アルカリに傾き、バサバサになった髪を救う「究極の2本」をご紹介します。
🧪 アルカリによる乾燥を芯から潤す
「エマルジョン+」
【カラーを繰り返している普通〜太髪の方へ】
アルカリダメージで水分を保持できなくなった髪の内部に、バオバブエキスとアクアコラーゲンが浸透。カラカラになった芯に水分をパンパンに満たし、開いたキューティクルを内側から落ち着かせます。カラー後のゴワつきが嘘のようにもっちりとした手触りに変わります。
🛡 強アルカリによるキューティクル剥離を防ぐ
「ブリーチケア セラム」
【ブリーチやハイトーンカラーをしている方へ】
強烈なアルカリ剤であるブリーチによって、キューティクルが浮き上がり、濡れると指が通らなくなった髪の救世主。オイル化グリセリンがキューティクルの浮きをピタッと抑え込み、摩擦によるダメージ進行をストットさせます。染料の流出を防ぐ強力な蓋となります。
まとめ:美髪の鍵は「pHコントロール」にある
高いお金を払って美容室でトリートメントをしても、自宅でのケアで髪がアルカリ性に傾き、キューティクルが開きっぱなしになっていては、すべての栄養とカラーが流れ出てしまいます。
髪のバサつきや色落ちの早さを「自分の髪質のせい」と諦める前に、まずは髪のpHとキューティクルの関係に目を向けてみてください。
毎晩のドライヤー前、エルジューダで開いたキューティクルを優しく閉じ、髪を健康な状態へと引き締める成分ケアを始めれば、あなたのカラーの寿命は確実に延びるはずです。
